うつ病治療体験を募集しています
東洋はり医学会のうつ病治療体験を引き続き募集しています。
筆者はうつ病になりましたが、東洋はり医学会の治療で奇跡的に回復しました。
私は東洋はり医学会の村上はり灸療院に通っていました。
私の回復までの道のりはこちらのホームページでご確認ください。
「本当に治るうつ病の治し方」
http://snailramp.net/depression/
(タイトルとかドメイン名が怪しいので変えたいのですが面倒くさい・・)
上記のホームページやこのブログで東洋はり医学会の治療を紹介したところ、他にも治療を受けた方が一定数いらっしゃたと村上先生から伺いました。
そこで治療体験のコメントを募集し始めました。
治療を受けた方のコメントを集めることで、東洋はり医学会の治療の信憑性が増すと考えたからです。
実際その効果はあったと思います。良い内容も悪い内容も集めたことでどういった治療が行われるのか、どういった頻度で通えば治るのか(あるいは治らないのか)が多くの人に伝わったようです。
中にはそのコメントを読んで治療に踏み出せた方もいらしたようです。
コメントはこちらの記事のコメント欄で集めています。
回復までの経緯を教えてもらえないでしょうか - 元うつ病患者のふり返り日記
いまでも治療を体験した方のコメントを引き続き募集していますので、書ける方はよろしくお願いします!
コメントを抜粋して記事も作っているのでこれらも参考にしてください。
うつ病から回復して3人目の子どもを妊娠し・・出産しました - 元うつ病患者のふり返り日記
うつ病歴10年以上ですがすっかり眠れるようになりました - 元うつ病患者のふり返り日記
薬と鍼のコンボでうつを撃退しました - 元うつ病患者のふり返り日記
治ってしまった方からすると思い出しくもない過去かもしれませんが、同じような境遇に陥った人の救いになりますのでご協力をお願いします。
人の話を”聴く”
アサーティブコミュニケーション
うつ病に陥らないために、あるいはうつ病の再発防止のためにアサーティブコミュニケーションを取り入れませんか?
アサーティブコミュニケーションは自分も大切にして相手も大切にすることが目的のコミュニケーション方法です。
アサーティブコミュニケーションではその場にふさわしい方法で自分の気持ちを表現して、かつ相手の意見も尊重することを目指しています。
アサーティブコミュニケーションがうつ病を避けるのに効果があると思えるのは3つの理由からです。
(1) 相手のことを尊重し過ぎることはうつ病を生む
(2) 自分の主張をしっかり伝えられれば対人関係は大きく改善し、ストレスは軽減する。
(3) 自分を押さえつけることをやめれば、そのエネルギーは自分がやりたいことを実現する方向に使われるようになる。
3つの理由をもう少し深く見てみましょう。
(1) 相手のことを尊重し過ぎることはうつ病を生む
世の中には相手の言うことは聞くが、自分のして欲しいことを言えない人たちいます。相手にとってはすごく優しい人ですが、自分の思いを圧し殺すために本人はすごくストレスを溜めます。
一方で相手に有無を言わせず自分の要求を押し付ける人たちもいます。パワハラをする上司や、他人を不当にいじめる人、子供を自分の思い通りにしようとする親などがこれにあたります。
アサーティブコミュニケーションにでは前者を非主張的自己表現型と言い、後者は攻撃的自己表現型と言います。
非主張的自己表現型の人と攻撃的自己表現型の人が、上司・部下の関係や、夫婦や親子の関係を持つことになると、非主張的な人は攻撃的な人から一方的に要求をされることになります。
それはパワハラや荷重労働、ドメスティックバイオレンスを産み、要求される側がやがてはうつ病となってしまう可能性を大きくしています。
(2) 自分の主張をしっかり伝えられれば対人関係は大きく改善し、ストレスは軽減する。
アサーティブコミュニケーションではその場にふさわしい方法でしっかり要求を伝えられることをアサーティブな状態と言います。
例えば大切な約束がある時に急な仕事を頼まれてもしっかりと断るのはアサーテイブな状態である言えます。
また仕事を依頼する側も相手には仕事ができない場合があるということを認識をして、今後仕事を頼む時には相手の都合を考えるようになります。
そうするとお互いにそれぞれの主張を認め合うようになり、人間関係は改善していきます。
自分の感情に耳を傾け、それを相手にしっかり伝えることは自分を大切にするのと同義でしょう。自分を大切にすればストレスは自然と軽減していきます。
(3) 自分を押さえつけることをやめれば、そのエネルギーは自分がやりたいことを実現する方向に使われるようになる。
アサーティブコミュニケーションを習得すると自分の感情と向き合い、それを言語化できるようになります。
感情を深く遡っていく過程で、自分は本当は何をしたかったのかが見つけられるかもしれません。
会社の上司や、強引な仲間を優先して何か犠牲にしてきたものはありませんか?
自分を犠牲にして人の主張を受け入れてきたあなたも、自分がやりたかったことを思い出せば、それに向かって人生そのものが変わるかもしれません。
自分に対して攻撃的な相手に自分の主張を伝えるというのは怖く、躊躇するとは思います。
しかし自分の意志を表現するのは国際的に人権として認められているので臆することはありません。
アサーティブコミュニケーションを取り入れてうつを回避し、自分が本当にやりたかったことを見つけましょう。
バターコーヒー from ファミマ
MCTオイルは人にもよると思いますが小さじ1杯以上入れるとお腹を壊します。「最強の食事」では悲惨なパンツと表現されている状態になります。気をつけましょう。
過去の感情を未来の動作で書き換える
デスマーチが小休止して一息つくことができました。
昨年のGWはトラブルが多発して半分くらい出社していました。そこから今年の3月まで本当によくここまで重なるなと思うくらいトラブルに次ぐトラブルで半死状態になっていました。しかし努力の甲斐あり今年は平穏なGWを過ごしています。
GW明けたらまたデスマーチが再開する予定ではありますが・・・
以前にうつ病を発症した時よりも遥かに困難な状態でしたがこれまでこのブログで紹介してきたように、食べ物に気をつけて村上先生の鍼を受診してなんとか乗り切っています。
うつ病への直接的な対策はやっぱり東洋はり医学会の施術が一番かと思いますね。
過去の治療経験談が下記のエントリのコメント欄に掲載されています。うつ病の治療に悩んでいる方は是非参考にしてください。
デスマーチ中はあれ?うつ病が再発仕掛けている?と思うほど意欲が無くなったこともありました。睡眠不足と会社からのプレッシャーで大きなダメージを負っていました。恐らく身体中に炎症性サイトカインが駆け巡っていたことでしょう。
そういった時は駆け込み寺のように村上先生の鍼を頼っていました。しかし一時的に回復してはまた体調不良になるのを繰り返しています。
まだ何かが足りない・・・
(最近グルテンフリーへの取り組みが甘くなっているのも原因の一つではありそうですが。)
そう思ってストレスを軽減する方法を探しているのですが、最近やってみようかなと思うものを見つけました
タイトルは安易が感じですが上記の記事で紹介されている
1.社会心理学者エイミー・カディ教授の研究
2.九州大学大学院の研究
によるとガッツポーズや万歳など腕を上にあげる動作をするだけで、気持ちが上向きになりストレスが軽減されるそうです。
エイミー・カディ教授のTEDの講演によると面接試験前にトイレで2分間、腰に手を当てて仁王立ちするなど力強いポーズをとることで面接試験に受かる確率が上がります。そういった姿勢を取ることでパワフルな男性ホルモンであるテストステロンが増加し、ストレスホルモンであるコルチゾールが減少するのです。
九州大学の研究によると腕を上にあげる動作によって過去に不快に感じた感情を書き換えることができます。
「過去の感情を未来の動作で書き換える」
http://www.psycho.hes.kyushu-u.ac.jp/Postdicition_PR_Sasaki.pdf
何か嬉しいことがあれば人は自然とガッツポーズを取りますが、それを意図的にやることでストレスを軽減できます。
嫌なことや嫌な人のこともガッツポーズや腰に手を当てながら思い出すとネガティブな感情は無くなるかもしれません。
そんな簡単なことで健康な精神衛生を保てるならまずはやってみましょうか。
ただし見られるとただの変な人になるのでトイレとかでこっそりとやりましょう。
ブロッコリースプラウトがうつ病を抑制する
ブロッコリースプラウトにうつ病を抑制する効果があるそうです。その効果が2016年に千葉大の研究チームから報告されていました。
「うつ病の病因に転写因子 Keap1-Nrf2 系が関与 ~野菜に含まれる化合物でうつ病を予防~」
http://www.m.chiba-u.ac.jp/class/shakai/jp/about/doc/20160802-02.pdf
そもそもブロッコリースプラウトとは何でしょうか?ブロッコリースプラウトはブロッコリーの新芽で、スルフォラファンという物質を多く含んでいます。
スルフォラファンは人間の体内にあるNrf2-keap1制御システムという仕組みを活性化させます。Nrf2-keap1制御システムは主にDNAを守り、ガンの発生を防ぐことが知られています。Nrf2-keap1制御システムの機能はそれだけでなく抗炎症作用があることも最近の研究でわかってきています。うつ病の原因は脳や血中内の炎症であることが解明されつつありますが、千葉大の研究結果はNrf2-keap1制御システムがうつ病を発現させる炎症を抑制することを示唆しています。
ブロッコリーは新芽でなくともスルフォラファンを含んでいますが、スルフォラファンは熱に弱くブロッコリーを茹でるとその効果は失われてしまします。そのために生食することが望ましいのですが成長したブルッコリーは生食に適していません。そのために生食が可能なブロッコリースプラウトというブロッコリーの新芽が注目されているのです。
スルフォラファンやNrf2-keap1制御システムについては下記サイトに詳しく書かれています。
ブロッコリースプラウトの調理方法としてはサラダにするのが基本ですが、肉料理のトッピングにしたりスムージーにすることもあるようです。
スーパーで買ってくきて調理するのはなかなか面倒なのでサプリメントも発売されているみたいですね。
Source Naturals 濃縮ブロッコリー・スルフォラファン 250mg 60粒 2個セット [海外直送品]
- 出版社/メーカー: Source Naturals
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
- この商品を含むブログを見る
スルフォラファンは毎日摂取することでNrf2-keap1制御システムを常に活性化できるそうです。
試して実感しないとわからないので生食にするかサプリメントにするかわかりませんがまずは定期的に食べてみたいと思います!
ケトン体が脳の炎症を抑える
まさかここまで更新間隔が空くとは思いませんでした。
想像を絶するようなデスマーチプロジェクトに入れられたせいで全くブログを書く時間や気力が無かったです。そして困ったことにデスマーチはまだ続いています。
やれやれ。
アホみたいに忙しくてもうつに関する記事を見つけてはEvernoteに保存してました。今回紹介するのは毎日新聞の8/22(!)の記事です。
<鳥取大>体内にうつ改善効果物質確認
鳥取大医学部付属病院(鳥取県米子市)の岩田正明准教授(41)らの研究グループは21日、体内でできるβヒドロキシ酪酸(BHB)という物質に、うつ病を改善する効果があることを確認したと発表した。今後、新たな治療薬の開発につながることが期待される。【小松原弘人】
岩田准教授によると、BHBは飢餓時などに肝臓で生成される脳の緊急エネルギー源で、ブドウ糖を補う役割がある。うつ病はストレスなどで脳内の炎症性物質が増え、意欲低下などの症状が起きる。2年半前にはアメリカの研究グループがBHBに炎症抑制作用があることを報告していたが、岩田准教授らは実際にうつ症状の改善につながるかを動物実験で確かめた。
実験ではBHBを事前に投与したラットと投与していないラット16匹ずつを使用。それぞれに夜間ライトなどで1カ月間の慢性的ストレスを加え、うつ状態の時の行動として水中で停止してしまう「不動時間」を比較した。その結果、BHBを投与したラットの不動時間は平均約30%少なかった。
また、円筒に1時間入れて急性ストレスを与えた別の実験も実施。BHBを投与した20匹の脳内の炎症性物質は、同様に平均約30%少なかったという。
現在の抗うつ薬は脳機能障害によって欠乏する物質を補充するものが主流だといい、岩田准教授は「うつ病を抑制する新しい治療の可能性が出てきた」と話している。
BHBというのはケトン体の一種です。ケトン体はブドウ糖が枯渇すると肝臓が作り出す代替エネルギーです。ケトン体はエネルギーになるだけではなく脳の炎症を抑える役割があると言われてきましたがこの鳥取大の研究でまた一つ証明に近づいたというわけです。
あとそもそもうつ病の原因が脳の炎症にあるってのはもはや常識として捉えられてますね。もはや化学的不均衡説(モノアミン仮説)は死に体です。
ケトン体についてはもう少し詳しく知りたい方は下記のエントリをご覧ください。ケトン体を増やしたいからといって変に糖質制限はしない方が良さそうです。
それではまたデスマーチの合間にお会いしましょう。
追伸
そういえば困ったことに村上はり療院の予約が全然取れなくなりました。いつも予約でいっぱいなのです。まぁ前日に予約を取ろうとするのがいけないのですけど。