元うつ病患者のふり返り日記

うつ病で会社を9ヶ月間休職した後に復職を果たしました。そんな筆者がうつ病や精神医学についてふり返り考察します。完治に至った闘病記もごらんください。http://snailramp.net/depression/

グラスフェッドバター

何も予定が決まっていないGWが始まりました。奥さんの目が怖いです。 

 

今回は久しぶりにあの本の再登場です。

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」です。

まだまだ人気があるみたいですね。保健食・食事療法のランキングでずっと1位です。

 

私はこの本に従ってコーヒー+ココナッツオイルを毎朝飲んでいます。加えて糖分を控えると体がケトン体を作って脳や体のパフォーマンスが上がるとされています。私の体がケトン体を生成できているかは定かではありませんが、実際のところ体の調子はいいです。

 

実は「最強の食事」本ではココナッツオイルと共にグラスフェッドな牛(牧草食のみで育てられた牛)の乳から作られたバターもコーヒーに入れることを推奨しています。なぜならグラスフェッドな牛のバターは抗炎症作用を持つ酪酸塩を多く含んでいるからです。

以下本文の引用です。

また、すでにご承知のとおりバターには酪酸塩が含まれているから腸が清められ、脳の炎症が直ちに軽減される。 

 

酪酸塩によって腸が清められるというのは、酪酸塩が古い細胞のアポトーシス(細胞の自殺)を促進することを指しています。このアポトーシスの対象にはがん細胞も含まれるため、抗がん作用も期待されているようです。

また理研の研究によって酪酸が抗炎症作用をもつ制御性T細胞の活性化を促すことがわかってきています。

腸内細菌が作る酪酸が制御性T細胞への分化誘導のカギ | 理化学研究所

 

制御性T細胞は行き過ぎた体の免疫作用を沈静化し炎症を抑えます。

制御性T細胞 - Wikipedia

 

理研の研究によれば食物繊維の多い食事を取るとそれが腸内細菌によって発酵し、酪酸が生成され、そうすると制御性T細胞を活性化させるのです。また酪酸を含んだ食事を摂ることで体内の酪酸濃度を上げることができることも報告しています。

 

そういうわけでグラスフェッドバターを買ってみました。

 

コーヒーにグラスフェッドバターとココナッツオイルを入れてしっかり混ぜると・・美味い!これはやみつきになりますね。

 

 しかし最大の欠点があります。コスパが非常に悪いのです。250gに送料込みで2000円も払っていられません。AOCバターは美味しく質が良い代わりに高いのです。

 

なのでコスパのいいグラスフェッドバターを探してみました。

 

こちらは1kgが送料込みで3000円くらいなので上のバターよりもだいぶコスパがいいですね。実際買ってみたところ味も悪く無いです。

しかしレビューを見ると完全なグラスフェッドバターでは無いようですね。でもAOCバターに戻すのはコスパ的に難しいです。酪酸の含有量が十分であれば完璧なグラスフェッドにこだわる理由はないのですが、調べる術がありません。

 

 次回はこちらを買ってみましょうかね。コスパは最強です。