ブロッコリースプラウトがうつ病を抑制する
ブロッコリースプラウトにうつ病を抑制する効果があるそうです。その効果が2016年に千葉大の研究チームから報告されていました。
「うつ病の病因に転写因子 Keap1-Nrf2 系が関与 ~野菜に含まれる化合物でうつ病を予防~」
http://www.m.chiba-u.ac.jp/class/shakai/jp/about/doc/20160802-02.pdf
そもそもブロッコリースプラウトとは何でしょうか?ブロッコリースプラウトはブロッコリーの新芽で、スルフォラファンという物質を多く含んでいます。
スルフォラファンは人間の体内にあるNrf2-keap1制御システムという仕組みを活性化させます。Nrf2-keap1制御システムは主にDNAを守り、ガンの発生を防ぐことが知られています。Nrf2-keap1制御システムの機能はそれだけでなく抗炎症作用があることも最近の研究でわかってきています。うつ病の原因は脳や血中内の炎症であることが解明されつつありますが、千葉大の研究結果はNrf2-keap1制御システムがうつ病を発現させる炎症を抑制することを示唆しています。
ブロッコリーは新芽でなくともスルフォラファンを含んでいますが、スルフォラファンは熱に弱くブロッコリーを茹でるとその効果は失われてしまします。そのために生食することが望ましいのですが成長したブルッコリーは生食に適していません。そのために生食が可能なブロッコリースプラウトというブロッコリーの新芽が注目されているのです。
スルフォラファンやNrf2-keap1制御システムについては下記サイトに詳しく書かれています。
ブロッコリースプラウトの調理方法としてはサラダにするのが基本ですが、肉料理のトッピングにしたりスムージーにすることもあるようです。
スーパーで買ってくきて調理するのはなかなか面倒なのでサプリメントも発売されているみたいですね。
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スルフォラファンは毎日摂取することでNrf2-keap1制御システムを常に活性化できるそうです。
試して実感しないとわからないので生食にするかサプリメントにするかわかりませんがまずは定期的に食べてみたいと思います!