うつ病の原因はセロトニン不足、は嘘
こんばんわ。
hal_007です。
うつ病の原因は脳内物質であるセロトニンやノルアレドナリンが不足しているということがまるで事実であるかのように語られることが多いですが、嘘です。
少なくとも仮説レベルでまったく証明がされていません。
そのことはWikipediaにもちゃんと書かれています。
1970年代前半、アシュクロフトらが精神医学に受容体理論を持ち込んだ後、うつ病におけるセロトニンやノルアドレナリンの低下について発言した精神薬理学者はほとんどいない
しかしたいていの向精神薬はこの証明されていない化学的不均衡説にのっとり、セロトニンやノルアドレナリンを増やす作用を持っています。
もし本当にうつ病の原因がセロトニンやノルアドレナリンの不足が原因ならば、うつ病患者は向精神薬を飲めばみんな治ってしまうはずです。
しかし現実はどうでしょう。
ネットで検索すればわかりますが何年も向精神薬を飲んでもうつ病が治らないという方が大勢います。論理的に考えればそのような人たちが患っているうつ病はセロトニンやノルアドレナリンの不足が原因では無いということになります。
向精神薬でうつ病が治ったと報告している人もいますが、少数のように思えます。その人たちのうつ病の原因は本当に脳内物質の化学的不均衡だったのでしょうか?
私はその人たちの回復はプラセボ効果と呼ばれる、薬が効いていると思い込むことによる回復ではなかったのかと思います。