デスマーチから生還しました
随分と更新間隔が空いてしまいました。復職直後から参加していた巨大プロジェクトが6月末に完了したのですが、その後すぐに別のデスマーチ(死の行進)プロジェクトに入れられてしまいました。その間はほぼ毎日会社を出るのは22時〜24時の間でした。でも体の調子は非常に良く、つい先日のプロジェクトの完遂まで休むこと無く従事できました。
もう普通に働けるのはいいことなのですが、昔のように仕事に全力投球してしまい、社畜と化してしまっているのは反省点です。
しかし長時間勤務を続けている間も体調にはきちんと気をつかっていました。
以前に書いた「天柱」「完骨」「百会」のツボは毎日のように刺激していました。そうすることで夜眠れないということはほとんどありませんでした。当たり前ですが睡眠を十分に確保できるのは大きいです。
ただ時折意識が朦朧とすることがあり、その症状については残念ながらそれらのツボは効き目がありませんでした。
それでいろいろツボを自分で調べて試してみました。「足三里」「湧泉」「合谷」「労宮」などなど。しかしいずれもはっきりとした効果は感じられませんでした。
ところが偶然以前に聞いたことがあった「足の爪もみ」を試したところ、意識が朦朧とする症状が起きる頻度が少なくなり、回復するスピードも早くなりました。
なので会社ではいつも靴と靴下を脱いで足の爪を揉んでいます。
他のツボもいろいろ押しているため、「足の爪もみ」だけがどれだけ効いているのかははっきりしませんが、私と同じような症状を感じる方は試してみてください。
ところで私のうつ病を直してくれた村上漢方はり療院には私はまだ月1回のペースで通っています。老先生に自分でツボを刺激していることを伝えると、ある程度の効果はあるが刺激だけだと体に良くない場合があるので気をつけなさいとたしなめられました。鍼治療と言っても単に刺激するのではなく、「虚実」(きょじつ)「補瀉」(ほしゃ)
という考え方に従って治療せねばならないとのことです。簡単に言えば力が落ちている部分には力を補う鍼を打つ(「補瀉」)けれども、逆に力が強すぎる所にはそれを抑える鍼を打つ(「虚実」)そうです。素人から見るとどれも同じように鍼で刺激しているように見えるけれども実は全然違うとおっしゃっていました。
東洋医学って思っていたよりもずっと深いですね。。これらについては今後勉強ができ次第取り上げられていきたいと思います。
そういえばこの記事の標題とは無関係なのですが、触れておきたいことがあります。
笹井氏自殺 「STAP、必ず再現を」 遺書、小保方氏を気遣い (産経新聞) - Yahoo!ニュース
理研の笹井さんが自殺してしまいました。自殺する前に心療内科に通院されていて投薬治療も行われていたようです。ろれつが回らないほどの薬とはかなり強力なものを投薬されていたようですね。特に報道されることはありませんが薬を飲むことで正常な判断ができずに自殺してしまった可能性もあると思います。なにせ大抵の向精神薬の副作用で自殺が報告されているわけですから。
どの程度の頻度で診察していたかわかりませんが、自殺を防げなかった心療内科って本当になんなんでしょうね。。